語学校・ISSHアルムネとAASHとの共同企画 紹介

2015-04-03

「デザインがかわいいわ。何よりAMASCのスピリットを表していて素晴らしい!」

AMASCアリゾナ大会のル・マルシェ会場で、日本の各姉妹校同窓会のオリジナルグッズを販売していたJASH役員に、アメリカからの参加者が、そう話しかけてきました。

AASH(注)役員の彼女が絶賛したのは、聖心の学校や同窓会のある国の国旗を配したデザインのロゴをプリントした語学校・ISSHアルムネのクリアファイル。買ってくださっただけでなく、2015年4月のAASH大会で、このロゴの入った物を販売することはできないか、と申し入れがありました。インターナショナルスクールの同窓会である語学校・ISSHアルムネに伝えることを約束して、名刺を預かりました。

それから4か月、3月17日の理事会で、語学校・ISSHアルムネの児玉伸子会長から、AASHからの希望に沿って企画した、オリジナルロゴを使った新商品が出来上がり、AASH大会で販売されること、また、語学校・ISSHアルムネがAASH大会のFacebookで紹介されることの報告がありました。世界大会での交流が実を結んだ嬉しいエピソードです。


児玉会長から、完成にいたるまでの経緯を伺いました。以下に紹介します。

AMASCアリゾナ大会後のJASH 理事会で不意に手渡された赤いAASHのRhonda Raffi Meegan (Eastern Regional Director) の名刺が私達の冒険の始まりでした。大変に光栄なお話の上に、多くの学びの機会を与えて頂いた事に感謝の気持ちでいっぱいです。

   さすがにアメリカ(AASH)と感じずにはいられなかった事は、あちらの要望が明確な事でした。聖心スピリットを表すロゴアートが、指定したフレームに収まるようにとの事でした。ロゴアートを入れるプラスチック袋も個数分希望されました。利益の一部を聖心会へ寄付するという意向も最初からはっきりされていました。分かりやすくてAASHとの連絡はとてもスムースでした。さてロゴアートと命名され、頭を抱えた私達6人が行き着いたのは、日本らしさを醸し出したいということでした。そのために昨今欧米でも人気の和紙を使用することになりました。和紙を使用する事に多少の苦労はあったものの、エンボス加工も施し、手書きの表示も加え、ロゴアートの名にふさわしい完成品が出来上がったと自負しております。その他に箱詰め、郵送、送金等と細々とした仕事処理もありました。雨の日も雪の日も積極的に行いました3回の役員会は、今となりましては良い思い出です。このような出会いとチャンスを下さいましたJASH理事会役員の方々へ感謝致しますと共に、AMASCメンバーとの絆を育ませて頂く事ができました事に深い喜びを感じております。語学校・ISSH アルムネ役員一同、心よりお礼を申し上げます。

AASH全国大会へお声掛けも頂きましたが、この度は嬉しいお気持ちだけを頂く事として、300人が集うボストンで大成功を納められますようお祈り申し上げる次第です。

                        児玉伸子(I‘77、宮31)

 

(注) AASH (Associated Alumnae and Alumni of the Sacred Heart) は、80年の歴史を持つ、全米26州とカナダ(BC州)にまたがる45の聖心姉妹校の統合同窓会です。2年に一度、全米各地からの同窓生が集まる大会を開催しています。第40回大会が2015年4月にボストンで開かれます。