シスターからのメッセージ⑫ シスター伏木妙子
1.名前: 伏木 妙子
2.プロフィール:
日本:小林聖心 東京聖心 不二聖心 札幌聖心
国外:北京輔仁大学(1943~1945)、
台湾聖心女子中学 台湾淡江学院(1963~1973)
北京経済貿易大学 北京北方工業大学
日本語講習所(北京人民日報内にある)
台湾では全島を巡って原住民族(高砂族)に布教をして
おられた神父様の助手。高砂族の殆どは日本語を流暢に
話した。(1990~1995)
3.好きなことば:
「主の慈しみをとこしえに歌います。私の口は代々にあなたのまことを告げ知らせます。」
(詩篇89)
私は小さいころから歌が好きで、家にいた時も毎晩のように皆でコーラスをしていました。懐かしい思い出です。
4.卒業生へのメッセージ:
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主のお恵みによって、私は今年1月29日に100歳の誕生日を迎えました。大寒の最中に京都で 生まれましたが、100歳まで生きるとは誰が想像したでしょうか。楽しい家庭を頂き、修道院ではシスター方にいろいろお世話になり、ここまで来ましたことを心より感謝しております。
1998年から2003年までローマのトリニタ・デイ・モンティの修道院で、皆様に親しまれている「感ずべき御母」、廊下いっぱいに描かれた「だまし絵」、教会内の小聖堂の絵などの説明係をさせて頂き日本からの卒業生にもお会いしたことをありがたく思い出します。 北京に5年、ローマに5年、そして京都に生まれたことを考えれば、世界の三大古都で生活できましたことはとても大きなお恵みでした。 -
現在コロナウイルスの蔓延による事態に心を痛め、私どもは毎日祈っております。基本的な予防法をしっかり守って、周りの方にうつさないように、うつらないように、またコロナに罹った方々に何かお困りのことがあれば、卒業生としてお手伝いできることを考え、実行して頂ければ嬉しいと思っております。