Truest Joy 日本語訳「ほんものの喜び」
2018-04-02
ほんものの喜び
歳を重ねて自分はもう何をするにも歳を取り過ぎていると思っている人たちよ!フィリピン・デュシェーンの生き方をたどって見ながら、インスピレーションをいただこうではありませんか!
50歳近くなってから、フィリピンは祖国フランスを離れて、アメリカのルイジアナに宣教のため向いました。そして 72 歳でポトワトミと共に暮らすために、カンサス州のシュガークリークに向けて、徒歩で苦しい長旅をしたのです。もしも、私たちが同じ状況に置かれたのならば、きっとタボル山でのキリストの弟子たちのように「やれやれ、疲れた!もう歩くのは止めて、ここでとどまろう」と言ったかもしれません。
フィリピンは、心地よい場所から出て、世の中の泥沼の中に足を踏み入れることを勧めるでしょう。 グルノーブルからパリへ、そしてニューオリンズ、セントルイスへと。絶望と無力の中で、言葉もうまく通じない時に、フィリピンは、常に祈りと黙想の中から勇気と確信が生まれるのだと教えています。 まだ神のみ旨を果たす仕事が残っていますよ!と言っておられるのです。
作者/画像:メアリー ホッツRSCJ アメリカ・カナダ管区
訳:崎川由美子