盛況のうちに「世界文学としての『源氏物語』」

2024-11-19
みこころ会
 
詩人・翻訳家としてご活躍の森山恵氏(み 69)をお迎えして、みこころ会社会福祉部主催 チャリティー講演会「世界文学としての『源氏物語』」を、11月9日(土)、聖心女子学院アセンブリーホールにて開催いたしました。
 
現在注目の「源氏物語」ということで、12歳の在校生7年生から卒寿をお迎えの大先輩まで、幅広い層のお客様、計145名がお集まり下さいました。
 
 
 
99年前にイギリス人、A. ウェイリー氏によって全翻訳された『源氏物語』は、時を超えて、「らせん訳」という形態で、森山氏と実姉の毬矢まりえ氏により現代日本語に再翻訳されました。氏と紫式部との出会いや、微笑ましい姉妹関係が語られ、氏の聡明な温かいお人柄溢れる講話に聴取は惹きつけられ、司会の岡村香さん(み68)との、古文・英訳・らせん訳の掛け合い朗読は、豪華な趣向となりました。そして、ご著書の販売サイン会には長蛇の列が出来ました。
 
 
 
同時開催のミニバザーには、みこころ会からは7団体、JASHや宮代会からもご出店があり、賑やかなバザーとなりました。
ホール内は、学年を超えての久方ぶりの再会を歓ぶ声に溢れ、「聖心らしい」ひとときを、皆さまに楽しんで頂いた講演会となりました。